本文へスキップ

中医学と薬膳で女性の美容を考える

薬膳コラム中医学でみる太る原因


五臓の華陰陽のバランスを整えて代謝の良いカラダをつくる

これを食べると痩せる!これを飲むとキレイになる!
メディアから流れるダイエット法を見ると、簡単に、すぐに実践できるように思えます。
カロリー制限、摂取する栄養素などの数値データはとても大切ですが、時には精神的ストレスへつながることもあります。

「長く続けられて太りにくい身体になっていくこと。」

美容薬膳では今の状態を知り、自分に合う食材を選ぶのが基本。
食材を選ぶポイントがわかるようになると、それは自分だけのダイエット法。よくある二つのタイプをご紹介します。


陽タイプ 美食とお酒が好き

日頃のストレスを忘れるためのご褒美に、美味しい料理とお酒。それは、とても幸せな時間です。
けれど栄養豊富な美食を摂り続けると、身体の中ではどのようになるのでしょうか?

お酒、油っこい、甘いもの。これらの多くは温熱性の食物です。
代謝の衰えによる排泄されない余分なものに、熱が加わり「痰」が身体の中に停留します。
中医学の「痰」のイメージは、パイプにこびりつき粘ってなかなかとれない、動かない、厄介なもの。
温熱性の食物を摂り続けると「陰陽のバランス」が崩れ、陽に傾きます。

心あたりはありますか?
・全体的に太いかも。
・元気で、よく食べるけど手足はだるい。
・胸や胃のあたりがつまった気がする。
・生理の周期が早くなる時がある。

「陰陽の調整」ポイントは身体の熱を冷ましながら、代謝をあげる。

飲む   緑茶、烏龍茶、プーアル茶
食べる  大根サラダ、海藻サラダ、きんぴらを先に食べましょう
食材    大根、きゅうり、春菊、白きくらげ、とうがん

陰タイプ 食べる量が少ないのに痩せない

さほど食べないのに、なぜか太る? 女性に多い悩みかと思います。
これは気の不足が原因。それなのに食べないから気も不足してしまう虚のスパイラル。
実は注意が必要なのは、こちらのタイプです。

気は陽に属し、その働きは、温める、守る、動かす、変化させるなど人の命を支えます。
その大切な気が不足すると、代謝は衰え、余分のものを排泄するチカラが弱く溜まり続けます。

心あたりはありますか?
・運動しても、なかなか痩せない。
・下半身が太ってるorわりと浮腫んでる。
・なんだか疲れやすい。
・生理の周期が遅くなる時がある。

「陰陽の調整」ポイントは気と陽を補い、身体を温めて代謝をあげる。

飲む   チャイ、ココア、甘酒、日本酒、
食べる  大豆製品、きのこ炒め、鶏胸肉のスープなど
食材    かぼちゃ、きのこ類、なつめ、黒豆、生姜

*果物、野菜は寒涼性が多いのでスムージーを毎日とる人は注意が必要です。