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中医学と薬膳で女性の美容を考える

薬膳コラム脾胃は美しさと元気の源

脾胃は美しさと元気の源

師走に入り、クリスマス、忘年会、新年会のお誘いがかかる時期となりました。

楽しい雰囲気の中、つい食べ過ぎ、飲みすぎてしまいますね。
次の日に胃腸からの悲鳴が聞こえてくることはありませんか?

中医学で脾胃とは、胃腸の働きを指します。
・胃は飲食物を消化し下へ送ります。
・脾は消化されて得た精微(エネルギー)を吸収し
上へ昇らせ、肺を通じて全身に送ります。

脾胃は気血生化の源といい、生きていくためのパワーを作り出す大切な場所です。

脾胃が元気でないと、気や血が不足し滞るので、
むくみ、髪の乾燥、顔のたるみなどを生むことになります。
次の日の倦怠感だけでなく、後々も響いてしまうのです。

「気血生化の源=美しさと元気の源」ですね。

「脾胃が弱くなると何が起こるのでしょうか」

脾の上へ昇る力が弱まる:食欲不振、食後の眠気、倦怠感、むくみ、内臓下垂、下痢など
胃の下がる力が不足する:消化不良、便秘、嘔吐、ゲップなど

こうなる前に対処するのが良いですが、症状が出てしまった場合は無理をせず、脾胃を休ませてください。
もし、暴飲暴食の後で食欲がないときは、食べないという選択も養生のひとつです。

一番いいことは、自分の脾胃の消化能力以上のものは摂取しないこと。
楽しい会にするために、その前は脾胃の調子を整えていきましょう。


【脾胃が喜ぶ食材】

米、山芋、キャベツ、とうもろこし、栗、枝豆、カリフラワー、いわし、鶏肉 など

【食べ過ぎ飲みすぎで胃がもたれた時にお勧めの一品】

柿なます

おせち料理などでおなじみの料理です。
大根と人参は消化を助け、柿は解酒毒といい、残ったアルコールを分解してくれます。

脾胃はパワーの源です。脾胃を大切にしていれば、今だけでなく、次の季節も元気に過ごすことができます。
特に、花粉症の方は冬の過ごし方に注意してください。冬の養生をしっかりすれば症状が軽くなりますよ。
それでは、楽しい宴となりますように。